Mr.Cはエビ(MANTIS SHRIMP)で、その名前の由来は外見及び獲物を狩る特性がMANTIS(かまきり)と似ているからだとされる。脚とカマを使って獲物をつかまえる。野生の世界では、ダイバーはエビを"Thumb Splitters"(親指をさくもの)と呼ばれている。エビの攻撃力は22口径の銃の威力と同程度だからだ。ロックとオへイガンが初めてIMAGE FXのボブ・キーンに話を持ち込むと、彼はそのアイディアを歓迎した。「マークは"The Fastest Claw in the West"(西で一番早く這う生物)というビデオを見せてくれた。私はこの生物の残忍性、そしてその過程の複雑さに夢中になったよ」IMAGE FXのディビッド・ボニーウェルは700以上にも及ぶ標本を所蔵する、国立歴史博物館の甲殻類部門を訪れた。彼はこれらの標本と他の研究材料をもとにMr.Cを作り上げていく。
 
 
一番の問題となったのがエビにはさまざまな種類があり、デザインを選ぶのに時間がかかったことだ。珍しいものというよりは誰が見てもエビとわかるものが採用された。ボニーウェルは「国立歴史博物館にあった標本のうち、いくつかはまるで異星人みたいだった。」という。最終的に、IMAGE FXによって2匹半のエビが創り出された。耐久性が強く、ワイヤーによって操られるもの、軽くてリモートコントロールが可能なタイプ、そして手によって操作できる上半身もの。上半身タイプはパンチシーンなどクローズアップを要求される場面で使用された。素材にはグラスファイバー及び発砲プラスティックが使われ、飾りにはフジツボ、海藻などが使われた。ボブ・キーンはこう付け加える。「7フィートもあるボクシングエビを作る話なんてまたとない話だろ。まさに夢がかなったみたいだ。」
 

確固たる地位を築いている英国人俳優。主な出演作に『スライディング・ドア』『長く熱い週末』など。その他の出演作:『ハイヒール・エンジェル』"When the Sky Falls"『エントラップメント』『スパイス・ザ・ムービー』テレビ作品出演作:"Shackleton" "Up Rising" "Rab C Nesbitt""Midsommer Murders" "UnderWorld"(1998年ブリティッシュ・コメディー賞最優秀コメディー賞受賞)舞台作品主演作:"The Lady In The Van" "Naked" "Plunder" "Dead Funny" " The Oresia"





『えびボクサー』がペリーにとっての劇場公開作品処女作。ペリーはノッティンガムにあるカールトン・ジュニア・ワークショップの研修生である。彼の他出演作にはノッティンガム・トレント大学の「真夏の夜の夢」およびBBCラジオ4の"Coal"などがある。他にTVシリーズの"Peak Practice"に数回出演している。


経験を得るために挑んだのが功を奏し、見事主演女優役を獲得した。彼女は現在イングランド中部地方のArthur Terry 6th Form学校で学んでいる。『えびボクサー』の前作は学校での劇舞台、ナショナル・ユース・シアターの舞台などである。
 
近年のイギリスにおいての大ヒット作『ぼくの国、パパの国』の役が非常に記憶に新しい。映画、TV作品のスターとして知られている。その他の主演作に『エントラップメント』"Up The Front" 『ピラミッド』"Tangled Web"など。TV出演作に"Bugs" "Dream Team" "Trial And Retribution" "McCallum and Captain Calenzo"、舞台出演作に"The Accused" "Last Dance at Dum Dum" "Crazy Horse" "Not Just An Asian Babe and Indian Ink"などがある。
今後の活躍が期待される英国の新進俳優。舞台主演作:"The Real Thing" "The Seagull" (イアン・チャールストン賞受賞)"Cat On a Hot Tin Roof"『リチャード3世』ピーター・ホールの『ジュリアス・シーザー』映画出演作:『ノアーズ・アーク』。TV出演作:"Throw Away The Key" "Cazalet Chronicles" "Bugs" "Second Sight" "Boarder Cafe"