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ヴィセンテ・アモリン(監督)
ヴィセンテ・アモリン(監督)

1966 年11月17日生まれ。レオン・ヒズマン、カルロス・ディエギス、ヘクトール・バベンコ、ブルーノ・バレットといった錚々たる監督のもとで早くから映画製作を学んだ。数々の短編映画を製作後、コマーシャルやドキュメンタリー、長編作品の監督へと仕事の幅を広げてきた。『スクリーン・インターナショナル』誌で、「2004年の注目すべき監督」として全世界から選んだ次代を担う11人の監督の1人に、『フィルム・メーカー』誌では2007年10月号の「注目すべき新人監督」の記事で25人のうちの1人に、『ヴァラエティ』誌では2008年カンヌ特集号で「台頭するブラジル人監督たち」に選ばれている。

短編ドキュメンタリー『2000 Nordestes』は、ユネスコから"Quality of Content Seal"賞を贈られ、2002年のブラジル版アカデミー賞にノミネートされ、マイアミ・ブラジル映画祭で最優秀ドキュメンタリー作品賞を受賞した。また、TVシリーズや500本を超えるコマーシャルやミュージック・ビデオを監督している。
長編映画デビューは『Oi ビシクレッタ』(03)はブラジル国内で大ヒット、ロッテルダム、トロント、サン・セバスティアンなどの主要映画祭で上映され、アメリカ・南米をはじめ日本やイタリアなど、世界各国にも配給されている。2作目の長編映画はヴィゴ・モーテンセン、ジェイソン・アイザックス、ジョディ・ウィテカーといった俳優陣が顔を揃え、イギリスで製作された『善き人』(08)。C・P・テイラーの戯曲を下敷きにしたこの作品は、国家社会主義が台頭した時代のドイツが舞台。 2008年のトロント映画祭でプレミア上映され、ローマ映画祭、シカゴ国際映画祭と、リオ国際映画祭などに出品、ブラジリア国際映画祭において、最優秀監督賞を受賞している。

次のプロジェクトとしては、フランスのテレビ局、アルテの依頼で MixerとGloria Filmsが共同製作する『Forbidden Territory』と、ロベルト・ボラーニョの小説『Estrella Distante』の映像化が予定されている。

フェルナンド・モライス(原作)

1946 年、ミナスジェライス生まれ。1961年からジャーナリストとして活躍。ブラジルのあらゆる主要雑誌および新聞に寄稿し、Esso賞とAbril賞を何度も受賞している。サンパウロ州議会議員を2期務め、サンパウロ州文化局長官、さらには教育局長官を歴任。ブラジルのテレビ局の依頼で歴史ドキュメンタリー番組の脚本を執筆し、著作も10冊を数える。

なかでも特に話題を呼んだ作品に、キューバを題材にした「A Ilha」、共産主義の活動家だったオルガ・ベナリオに関する「Olga」、新聞王と呼ばれたアシス・シャトーブリアンを取材した「CHATÔ」、「Coraçoes Sujos(汚れた心)」、ベストセラー作家、パウロ・コエーリョに材をとった最新作「O Mago」がある。「Coraçoes Sujos(汚れた心)」は、2001年度ジャブチ賞のノンフィクション部門第1位に輝いた。「Olga」はジャイミ・モンジャルヂン監督による大ヒット映画となった。モライスの著作は16ヵ国語に翻訳されている。
現在は、アメリカの極右組織に潜入する5人のキューバ人スパイを描いた「Os últimos soldados da Guerra Fria(冷戦最後の戦士たち)」を執筆中である。

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監督・脚本:フィリップ・ル・ゲイ、共同脚本:ジェローム・トネール『ぼくの大切なともだち』、出演:ファブリス・ルキーニ『しあわせの雨傘』『PAEIS(パリ)』/サンドリーヌ・キベルラン『プチ・ニコラ』/ナタリア・ベルベケ『dot the I ドット・ジ・アイ』/カルメン・マウラ『ボルベール<帰郷>』、協力:ユニフランス・フィルムズ 提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム、2010年/フランス映画/フランス語・スペイン語/106分/原題:Les femmes du 6eme etage/ビスタサイズ/ドルビーSRD 映画公式twitter 配給:アルバトロス・フィルム 株式会社プラスディー 映画公式facebook