CAST | キャスト

ルブナ・アザバル (ナワル・マルワン)

ベルギー、ブリュッセル生まれ。ゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞作『パラダイス・ナウ』(06、ハニ・アブ・アサド監督)での演技で知られるほか、アンドレ・テシネ監督の"Loin"、トニー・ガトリフ監督のカンヌ映画祭監督賞受賞作『愛より強い旅』(04)、エルサレム映画祭で有望新人女優賞を受賞した"Strangers"、リドリー・スコット監督『ワールド・オブ・ライズ』(08)など活躍は実に多岐にわたる。本作『灼熱の魂』ではカナダ版アカデミー賞であるジニー賞、ケベック版アカデミー賞のジュトラ賞、バンクーバー国際映画祭カナダ映画部門の3つの映画祭で主演女優賞に輝いている。また今後はレイフ・ファインズの監督作"Coriolanus"などが控えている。

メリッサ・デゾルモー=プーラン (ジャンヌ・マルワン)

6歳の時から俳優事務所に所属していた彼女は、朝食シリアルのコマーシャルでデビュー。才能ある子役俳優として知られる。その後89年--93年までテレビシリーズ「Jamais deux sans toi」「Une faim de loup」に出演、障害のある娘や活動家、麻薬ディーラーなど様々な役柄を演じ、主にテレビの世界で活躍を続ける。06年には長女の出産のため休養したが、その後もケベックを中心に活動している。

マキシム・ゴーデット (シモン・マルワン)

1997年にモントリオール芸術演劇高等学院を卒業後、見事なキャリアを築いてきた。舞台では「三銃士」でのダルタニヤン役でマスク最優秀男優賞にノミネートされたほか、モントリオールの演劇界でトップクラスの演出家の作品に次々と出演している。テレビや映画の世界でも幅広く活躍、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の前作"Polytechnique"での殺人者役の演技でジュトラ賞、ジニー賞最優秀助演男優賞を受賞してる。本作では再びドゥニ・ヴィルヌーヴ監督とタッグを組んでいる。

レミー・ジラール (公証人ルベル)

レミー・ジラールはケベックで最も偉大な俳優であるばかりでなく、2004年ニューヨークタイムズ紙が選ぶベスト俳優20人の中に入ったことで世界でも通用する名優である。彼の素晴らしい演技は数々の賞やノミネートをもたらし、俳優仲間と観客の双方から尊敬される存在でもある。舞台では「ウィンザーの陽気な女房たち」(2002)でのファルスタッフ役と、"Galilee"でのガリレオ役で二度ガスコン・ルー・ピープルズ・チョイス・アワードを受賞している。テレビでは、ケベック州民に強烈な印象を残した"Les Bougons, c'est asussi ça la vie"の父親役でジェモー賞主演男優賞を受賞したほか、長編映画"Amoureux fou"(91)、『みなさん、さようなら』(03)でジニー賞を受賞している。

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監督・脚本:ドゥニ・ヴィルヌーヴ/出演:ルブナ・アザバル、メリッサ・デゾルモー?プーラン、マキシム・ゴーデット挿入歌:レディオヘッド/2010年/カナダ・フランス映画/フランス語/131分/原題:Incendies/ビスタサイズ/ドルビーSRD/日本語字幕:松浦美奈/後援:カナダ大使館、ケベック州政府在日事務所/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム アルバトロス・フィルム
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