これは世界にあてた私の手紙です―
生前わずか10篇の詩を発表し、無名のまま生涯を終えた、エミリ・ディキンスン
だが没後に発見された1800篇近い作品により
“アメリカ文学史上の奇跡”と讃えられる
孤独な生活を送り亡くなった彼女の人生とは?
そして、彼女の詩に込められた信念とは?
ゲント国際映画祭グランプリ受賞をはじめ、各映画祭にて賞賛の嵐!
全世界に熱狂的なファンを持つ、女性詩人エミリ・ディキンスンの生涯を描く感動作!!
19世紀半ばのマサチューセッツ州。家族と離れ、女子専門学校に通っていたエミリ・ディキンスンは、学校での福音主義的な教育に疑問を持ち、周りからも孤立していた。そんなある日、家族がエミリを迎えにやってくる。弁護士の父は、彼女を家に連れ帰り、兄オースティン、妹ラヴィニアと過ごさせる事にしたのだ。生家で過ごす静寂の時間の中で、ひたすらに詩を綴るエミリ。そしてその詩は、父の口添えもあり、地元新聞に初めて掲載される。だが喜ぶエミリに対し、編集長は「有名な文学は男の作品で、女には不朽の名作は書けない。」と皮肉を返すのだった。やがて時は過ぎ、花嫁を連れて帰ってきた兄夫婦に息子が生まれ、ディキンスン家は幸せに包まれていた。しかしそんな中、南北戦争勃発により、世界が変わり出した事で、エミリの心境にも変化が現れ始め…。
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