女神よ、銃を撃て

フランスの港町セート。ルイーズはコンテナ船の事業を営んでおり、町外れの大きな一軒家に娘ジュリアと暮らしている。車の事故で脚に障がいがあるジュリアは、チンピラのロドルフに意のままにされクスリに溺れていた。そんな中、ロドルフと仲間のベンとカリムは、ギャングからこっそりヤクを盗んでいたことがバレて、3万ユーロを返済しないと殺すと脅迫される。大金などないロドルフは、ジュリアにお金を要求。ジュリアは激しい口論の末、彼を殴り殺してしまう。ジュリアの告白を聞いたルイーズは、ジュリアとともに彼の死体を川へと流す。警察がロドルフの死はギャングの抗争だと疑う中、ベンはジュリアが怪しいとにらみ、3万ユーロを手に入れるためルイーズを脅迫するが…。