それは、だれも知らない闇の美術史
戦後70年以上経った今でも行方不明とされる美術品10万点
その全ては、ナチスが略奪した60万点の一部
ピカソ、ゴッホなどの傑作を「退廃芸術」の烙印を押し、貶める一方、
近代芸術品収集に妄信したヒトラーが行った、歴史上最悪の略奪とは?
ピカソ、ゴッホ、フェルメール、モネ…今なお行方不明の10万点の名画。
ナチスに奪われた美術品の行方に迫る、美と権力の絵画ドキュメンタリー!
戦後70年以上経った今でも行方不明となっているピカソ、ゴッホ、フェルメール、モネなどの芸術家が手掛けた、10万点の名画。その全ては、1933年から45年にかけ、ナチスがヨーロッパ各地で略奪した60万点の美術品の一部である。本作はナチス=ヒトラーが略奪した美術品の行方とそこに関わった人々の運命を、多数の証言を元に辿る、絵画ドキュメンタリー。関係者のインタビューにより明らかになるのは、当時、ナチスが行ったふたつの手段。彼らはピカソ、ゴッホなどの傑作に「退廃芸術」の烙印を押し、それらの価値を貶める一方で、ヨーロッパ全土の古典および近代芸術作品の略奪を組織的に行っていたのだ。かのルーブル美術館からも美術品を略奪し、権力は芸術をも支配できると妄信したヒトラー。そんな彼が収集した美術品が辿った、知られざる真実とは?
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