自分らしく生きる女性たちの人生賛歌
モロッコ最大の都市、カサブランカ
仕事を求めてさまよう妊婦サミアを見かね
寝床を提供したパン屋の女店主アブラ
居候を許されたサミアはパン作りで恩返しをしようとするのだが…
《アカデミー賞®モロッコ代表》《カンヌ国際映画祭正式出品》
社会の片隅で生きる女性たちの始まりの日を描く、感動作!
モロッコ最大の都市、カサブランカ。美容師のサミアは臨月のお腹を抱えながら、仕事と寝る場所を求めてさまよっていた。モロッコでは未婚の母はタブーである事から、彼女を見る人々の目は冷たく、故郷で暮らす両親にも頼る事が出来ない。行くあてのないサミアだったが、一度は断られたパン屋に招き入れられる。パン屋の女店主アブラは、自身が女手ひとつで娘を育てている環境から、サミアの窮状を見かねたのだ。一晩の寝床を得たサミアは翌日、お礼を告げて去ろうとするが、もう何日か泊るよう、アブラから留められる。未婚の妊婦を保護する事は、世間体が悪いのだが、それでも彼女を見捨てる事は出来なかったのだ。居候を許されたサミアは、アブラと娘のワルダに少しでも感謝を伝えたく、得意のパン作りで恩返しをしようとするのだが…。
動画配信サービスにて配信中!
※ご利用の配信サービス毎に配信日・配信期間が異なります。未配信の場合もありますのでご了承ください。