名画「死と乙女」に秘められた真実
20世紀、彗星のごとく現れた天才画家は、
スキャンダラスな逸話と挑発的な絵画を残し続けた
そんな“芸術”を追求し続けた男が、
本当に描きたかった絵画とは?
異端児エゴン・シーレと、彼をめぐる女たちの愛の物語が、今明かされる―
ウィーン美術史を代表する、美とエロスの天才画家エゴン・シーレの生涯を描いた、感動作!
1918年冬、第一次世界大戦下のオーストリア、ウィーン。スペイン風邪が猛威を振るう中、画家の兄、エゴン・シーレの身を案じた妹のゲルティがアパートを訪ねると、そこには重体に陥った兄が横たわっていた。瀕死の兄の看病を続けるゲルティは、部屋に残された絵画をみつけ、彼のモデルとなっていた若き日々を思い出す…。それは8年前、美術アカデミーを退学したエゴン・シーレは、安アパートのアトリエで裸体画を描き続けていた。そのモデルは、116歳になる妹のゲルティ。彼女の裸体画は、パトロンに好評を得ていたのだ。そして1年後、尊敬する画家のアトリエを訪れたシーレは、彼のミューズとなる女性、ヴァリと出会い恋におちる。だが幸せな日々は続かず、彼は13歳の少女とホテルの一室に泊まった事をとがめられ、幼児性愛者として訴えられてしまい…。
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