“ペンと葉書”だけを武器に、ヒトラー政権に闘いを挑む
1940年、ナチス政権下のベルリン。
オットーとアンナ夫妻のもとに、最愛のひとり息子の訃報が届く。
深い喪失感に駆られ、やがてヒトラー政権への不信感を募らせてゆく二人。
そして、夫婦は痛烈な政権批判を記した葉書を街中に置き始めるのだが…。
ヒトラー政権に抵抗したある夫婦の衝撃の実話“ハンペル事件”を映画化!
ヴァンサン・ペレーズ監督×オスカー女優エマ・トンプソン主演で贈る衝撃作!!
1940年6月。ナチス・ドイツの戦勝ムードに沸くベルリンで、質素に暮らす労働者階級の夫婦オットーとアンナ。ある日、夫妻のもとに最愛のひとり息子ハンスが戦死したという悲しい知らせが届く。突如、心のよりどころを失い、失意に暮れる二人だったが、やがてオットーはペンを握り、ヒトラー政権を批判するメッセージを葉書に記しはじめた。彼は、何かに取り憑かれたかのように黙々と葉書にペンを走らせる。そして、それらを街中の公共の場にそっと置いては立ち去ることを始めた。そんな夫の行動を理解した妻のアンナも、積極的に手伝うようになっていく。ささやかながらも命懸けの抵抗運動に、次第に魂が解放されていくのを感じる二人。だが、ゲシュタポ(秘密警察)による捜査の手が徐々に夫婦に迫りつつあった―。
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