本作はまさに息子から父親への贈り物だ。
シーンは、心の痛みに耐えながらも心の底にしまいこんでいたある感情に
直接向き合おうとする主人公の姿を繊細に描き出す。
彼の生涯最高の演技こそが、映画の核となる傷ついた心を体現しているのだ。

―― ローリング・ストーン

静かな瞑想のような愛すべき作品。
脚本、監督、そして端役で出演もしたエミリオ・エステヴェスと
父親で主演俳優マーティン・シーンによる、魅力ある個人的なプロジェクトでもある。

―― エンターテインメント・ウィークリー

マーティン・シーンの完璧な演技！
心に深い傷を負った男が、人生に感謝を捧げる過程を描いた心優しい物語。

―― USAトゥデイ

エミリオ・エステヴェス脚本、監督の本作は、
息子からインスピレーションを受け、父親を主演に迎え、祖父に捧げられた、
愛情あふれる真摯な家族の物語。

―― シカゴサンタイムズ　ロジャー・エバート

真っ先に気づくのは、マーティン・シーンは人を強く引きつける俳優だと言うこと。
そして物語が進むにつれ、観客は彼の長男エミリオ・エステヴェスが
非常に繊細な映画監督であることに気づくだろう。

―― ニューヨークタイムズ

　 エステヴェスによる知的な脚本、監督としての勘、
シーンと俳優たちの完璧に近い演技がこの映画を成功に導いた。
そして美しい山並みやドラマチックに表情を変える空、古い建造物などが、
静かに余韻を楽しむ時間を与えている。

―― トロントドットコム

　 名優マーティン・シーンの素晴らしい演技に支えられ、この映画は
まるで巡礼路で旅人たちに食べ物と寝場所を提供する小さな宿屋のように、
控えめだが温かいもてなしで、誰に対しても開かれている。

―― ワシントンポスト

　 ひたすら歩き続ける映画だが、そこには美しいリズムがある。
深い思考の中にも、人を引きつける愛らしさを持った作品だ。
観客はまるで旅をともにしているように感じるだろう。
そして観たあとには自分もハイキングシューズを手にして、
巡礼を体験したいと思うことだろう。

―― クリーブランドドットコム