1947年、米・ニューヨーク出身。70年代半ばにスタンダップ・コメディアンとしての活動を開始。当初はロサンゼルスを拠点としていたが、82年にニューヨークへ移り、人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライヴ』の脚本を務める一方、2本のウディ・アレン監督作(『ラジオ・デイズ』、『ニューヨーク・ストーリー』)に端役で出演した。89年、コメディアン仲間のジェリー・サインフェルドと企画したNBCのコメディ・シリーズ『となりのサインフェルド』(89〜98年)が全米のお茶の間で大ヒット。記録的な高視聴率を稼ぎ、90年代アメリカを代表する“伝説のコメディ番組”として、今なお語り継がれている。00年に新たにスタートさせたHBOのコメディ・シリーズ『ラリーのミッドライフ★クライシス』(現在も継続中。日本ではスーパー!ドラマTVで放映)も評判を呼び、02年にはゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門の作品賞に選ばれた。
1987年、米・ノースカロライナ出身。98年、ティモシー・ハットン監督作『ウィズ・ユー』で映画女優デビュー。03年、13歳の不良少女役を演じた『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』が批評家に絶賛され、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の最優秀女優賞候補にノミネートされた。その後も、ロン・ハワード監督作『ミッシング』(03年)、ビートルズの名曲をミュージカル化した『アクロス・ザ・ユニバース』(07年)、ダレン・アロノフスキー監督作『レスラー』(08年)などの話題作に出演。現在のハリウッドでもっとも期待される若手女優のひとりとして活躍を続けている。そのほかの出演作は『プラクティカル・マジック』(98年)、『シモーヌ』(02年)、『ママが泣いた日』(05年)、『ダウン・イン・ザ・バレー』(05年)、『ダイアナの選択』(08年)など。また、私生活では19歳年上のロック・アーティスト、マリリン・マンソンとの交際も大きな話題を呼んだ。
1959年、米・ニューオーリンズ出身。87年に『アンタッチャブル』で映画デビューを果たし、その後も演技派女優として活躍中。03年の『エイプリルと七面鳥』ではアカデミー賞の助演女優賞候補にノミネートされた。ウディ・アレン監督作は『それでも恋するバルセロナ』(08年)に続き、本作『人生万歳!』が2度目の出演。そのほかの出演作は『ダーティハリー5』(88年)、『ハイ・アート』(98年)、『グリーンマイル』(99年)、『エデンより彼方に』(02年)、『グッドナイト&グッドラック』(05年)、『エレジー』(08年)、『シャッター アイランド』(10年)など。
1983年、英・チャンネル諸島ジャージー島出身。ショウタイム局の歴史ドラマ・シリーズ『THE TUDORS〜背徳の王冠〜』(07〜10年)で演じたチャールズ役で注目を集め、今後さらなる活躍が期待される英国人俳優。05年には『007』シリーズの新ジェームズ・ボンド役の最終候補に残ったことでも話題を集めた。そのほかの出演作は『モンテ・クリスト伯』(02年)、『トリスタンとイゾルデ』(06年)、『スターダスト』(07年)など。公開待機作として、ターセム・シン監督作のファンタジー・アクション“Immortals”(全米2011年公開予定)が控える。
1949年、米・カリフォルニア出身。父親は、62年にアカデミー賞の助演男優賞に輝いた名優エド・べグリー。70年代初めごろから映画・テレビ界を中心に俳優として活躍。特に82年〜88年にNBCで放映された医療ドラマ・シリーズ“St. Elsewhere”での演技では、6年連続でエミー賞候補にノミネートされた。そのほかの出演作は『偶然の旅行者』(88年)、『シー・デビル』(89年)、『カウガール・ブルース』(93年)、『バットマン・フォーエヴァー』(95年)、『ドッグ・ショウ!』(00年)、『みんなの歌』(03年)、『スモーキング・ハイ』(08年)など。