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ブライアン・ヘルゲランド(監督・脚本)

1961年1月17日、アメリカ・ロードアイランド州プロビデンス生まれ。アカデミー賞脚色賞を受賞した『L.A.コンフィデンシャル』(97)、同じくアカデミー賞にノミネートされた『ミスティック・リバー』(03)の脚本などで知られる。その他、『陰謀のセオリー』(97)、『ブラッド・ワーク』(02)、『ボーン・スプレマシー』(04)、『サブウェイ123 激突』(09)など数多くの作品で脚本を書いている。また監督としても高く評価されており、メル・ギブソン主演のクライム・アクション『ペイバック』(99)、ヒース・レジャー主演、中世と現代ロックの異色のコラボ『ROCK YOU! ロック・ユー!』(01)、史上初の黒人メジャーリーガーを描いた伝記ドラマ『42 ~世界を変えた男~』(13)などがある。
<フィルモグラフィー>※長編映画のみ
■脚本
1988『エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター最後の反撃』(監督:レニー・ハーリン)
1988『ホラー・スコープ』(監督:ロバート・イングランド)
1991『地獄のハイウェイ』(未/監督:エイト・デ・ジョン)
1997『L.A.コンフィデンシャル』(監督:カーティス・ハンソン)
1997『ポストマン』(監督:ケヴィン・コスナー)
1997『陰謀のセオリー』(監督:リチャード・ドナー)
2002『ブラッド・ワーク』(監督:クリント・イーストウッド)
2003『ミスティック・リバー』(監督:クリント・イーストウッド)
2004『マイ・ボディガード』(監督:トニー・スコット)
2004『ボーン・スプレマシー』(監督:ポール・グリーングラス)
2009『サブウェイ123 激突』(監督:トニー・スコット)
2009『ダレン・シャン』(監督:ポール・ワイツ)
2010『グリーン・ゾーン』(監督:ポール・グリーングラス)
2010『ロビン・フッド』(監督:リドリー・スコット)
■監督
1999『ペイバック』(監督・脚本)
2001『ROCK YOU! ロック・ユー!』(監督・脚本・製作)
2003『悪霊喰』(監督・製作・脚本)
2013『42 ~世界を変えた男』(監督・脚本)
2015『レジェンド 狂気の美学』(監督・脚本)
ティム・ビーヴァン&エリック・フェルナー(製作)
1984年にティム・ビーヴァンがワーキング・タイトル・フィルムズを設立、1992年からエリック・フェルナーと共同経営者となる。ワーキング・タイトルは100以上の映画を製作し、アカデミー賞を11回(『博士と彼女のセオリー』(14)、『レ・ミゼラブル』(12)、アンナ・カレーニナ(12)、『ファーゴ』(96)等)、英国アカデミー賞を37回受賞している。また、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭でも数々の栄誉ある賞を受賞している。
ディック・ポープ(撮影)
ドキュメンタリー映画のカメラマンとしてキャリアをスタート。80年代初め、クィーン、ティナ・ターナー、ザ・クラッシュ、ポリスなど名だたるアーティストのライブやMVを撮影。その後活躍の場を映画に移し、『ライフ・イズ・スイート』(91)の撮影をきっかけに、『ネイキッド』(93)、『秘密と嘘』(96)、『ヴェラ・ドレイク』(04)、『家族の庭』(10)など10作品でマイク・リー監督と組む。携わった作品は多岐に渡り、『幻影師アイゼンハイム』(06)、『ターナー、光に愛を求めて』(14)ではアカデミー賞撮影賞にノミネートされた。
ピーター・マクナルティ(編集)
『リーサル・ウェポン4』(98)、『ペイバック』(99)、『X-MEN』(00)の編集アシスタントからキャリアをスタート。ブライアン・ヘルゲランド監督『ROCK YOU! ロック・ユー!』(01)の他、『ジェシー・ジェームズの暗殺』(07)、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07)などで経験を積み、『ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-』(09)、『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』(11)、『ザ・マスター』(12)にリード・エディターとして参加。本作がヘルゲランド監督と4度目のタッグとなる。
トム・コンロイ(美術)
『ぼくの国、パパの国』(99)、『ダブリン上等!』(03)、『プルートで朝食を』(05)など数多くの映画で美術を担当。TVシリーズでは「THE TUDORS ~背徳の王冠~」(10)、「CAMEROT ~禁断の王城~」(11)、「クロスボーンズ/黒ひげの野望」(14)などに携わり、「THE TUDORS ~背徳の王冠~」ではエミー賞を受賞。その他カナダ版のエミー賞・ジェミニ賞で3度受賞するなど、高い評価を得ている。
キャロライン・ハリス(衣装)
『理想の結婚』(99)でBAFTAとゴールデンサテライト賞に、「アイアン・エンジェルズ 自由への闘い」(04/TV)でエミー賞にノミネートされた経歴を持つ。その他の参加作品に『世にも憂鬱なハムレットたち』(95)、「クロスボーンズ/黒ひげの野望」(14/TV)、『レッド・ライディングⅢ:1983』(09/未)など。ヘルゲランド監督とは『ROCK YOU! ロック・ユー!』(01)、『42 ~世界を変えた男~』(13)を含む4度目のコラボレーションとなる。
カーター・バーウェル(音楽)
1955年11月18日、アメリカ・ニューヨーク生まれ。数えきれないほどの映画に音楽を提供しており、コーエン兄弟やスパイク・ジョーンズ監督の全ての作品を担当している。『オー・ブラザ―!』(00)で英国アカデミー賞作曲賞に、『かいじゅうたちのいるところ』(09)で放送映画批評家協会賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。近作『キャロル』(15)では、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞をはじめ、数々の賞でノミネートと受賞を果たした。