殺人課の刑事ゴンスは、母の葬儀を抜け出し車で警察署へと向かっていた。急遽署内に監査が入る事になり、ゴンスは横領の証拠を隠さなければならなかった。しかし、無謀な運転が仇となり誤って通行人を轢いてしまう。なんとか隠蔽しようと考えたゴンスは、死体を持ち帰り母の棺桶に入れて一緒に埋葬する。そして数日後、警察内部でこの被害者不明のひき逃げ事件に対する捜査が始まり、あろうことかゴンス自身が事件の担当となってしまう。そんな中、謎の男からゴンス宛てに電話が入る。男は電話口で囁いた。「お前が殺した事を知っている―。」
2014年に韓国で公開され大ヒットを記録した本作(日本では2015年公開)。その後、本作を作り上げた俳優・制作陣は、現在に至るまで目覚ましい活躍を遂げてる。主演は『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュンと、『警官の血』のチョ・ジヌン。そして、今や押しも押されぬ人気俳優パク・ボゴムも出演。監督は本作で長編デビュー2作目となったキム・ソンフン。その後は『トンネル 闇に鎖された男』、Netflixドラマ「キングダム」等の話題作を手掛ける。さらに、中国、フィリピン等、各国でリメイクされ、フランス版『レストレス』はNetflixのグローバル映画ランキング1位を記録。そしてついに、日本でのリメイクが決定。豪華かつ実力派の俳優・制作陣で放つ日本版『最後まで行く』は、5月19日に公開を控える。
世界中を魅了している物語の韓国オリジナル版を、是非この機会に劇場で観て頂きたい。